朝ドラ『あんぱん』なおき役は誰？子役・二ノ宮陸登のプロフィールと出演歴まとめ

NHK朝ドラ『あんぱん』で、空襲の中でのぶと出会う少年・なおきを演じた子役、二ノ宮陸登（にのみやりくと）さんが話題を集めています。

彼は『らんまん』『虎に翼』に続き、今回が3回目の朝ドラ出演となり、視聴者から「この歳で3回も朝ドラはすごい」と驚きの声が寄せられています。

この記事では、『あんぱん』でのなおき役の役柄や二ノ宮陸登さんのプロフィール、過去の出演作まで詳しくご紹介します。

『あんぱん』なおき役は誰？3度目の朝ドラ出演が注目される理由

NHK連続テレビ小説『あんぱん』第12週で、視聴者の心を打った少年「なおき」。

このなおきを演じたのが、8歳の子役・二ノ宮陸登（にのみや りくと）さんです。

彼にとって本作は、なんと3度目の朝ドラ出演となり、ネットでも大きな話題となりました。

空襲で出会う感動のワンシーンと役の重要性

なおきが登場したのは、戦火が高知の町にも及んだ回でした。

のぶが空襲警報の中で逃げる途中、親とはぐれて泣いていたなおきを発見し、手を引いて共に逃げるという場面です。

一瞬の出会いながらも、戦時下での人のつながりと希望を象徴する重要なシーンとなっていました。

のぶがなおきを助け、後に家族と再会させるまでの展開は、多くの視聴者に感動を与え、「なおきって誰？」「子役の演技力がすごい」とSNSでも注目されました。

短い登場でも印象に残る「なおき」という存在

なおきの登場シーンは、決して長くはありません。

しかし、涙ながらに助けを求める姿や、のぶに向けた「ハチキンのお姉ちゃんや！」という一言が強く印象に残りました。

子どもの視点から見た戦争の恐怖や、安心を求める本能的な心の動きが丁寧に表現されており、視聴者の記憶に深く刻まれたのです。

なおき役の二ノ宮陸登さんの繊細な演技力が、短い出番にも関わらず作品の世界観に大きな説得力を与えています。

二ノ宮陸登のプロフィール｜年齢・身長・所属事務所など

なおき役で注目された子役・二ノ宮陸登さんは、2025年現在で8歳です。

その年齢とは思えない演技力と存在感に、業界内外からも注目が集まっています。

ここでは、彼の基本プロフィールを詳しくご紹介します。

2025年時点で8歳！注目の若手子役

二ノ宮陸登さんは2016年9月7日生まれで、2025年6月時点では8歳。

身長は122cmとされており、成長期ならではの柔らかな表情と自然な演技が魅力です。

芸能活動を始めた正確な時期は公表されていませんが、2021年にはすでにテレビ番組に出演しており、5歳ごろから子役として活躍していると見られます。

また、Instagramには兄妹で写る仲睦まじい写真も投稿されており、年の離れた妹がいることも確認されています。

所属はテアトルアカデミー、特技は殺陣

二ノ宮さんが所属しているのは、数多くの実力派子役を輩出してきたテアトルアカデミーです。

同事務所は、演技だけでなくダンスや発声、所作など多角的な育成に力を入れていることでも知られています。

特筆すべきは、彼の特技が「殺陣（たて）」であるという点。

幼いながらも、日本の伝統的なアクション表現に興味を持ち、日々技術を磨いている姿勢に、今後のさらなる成長が期待されています。

これまでの朝ドラ出演歴｜『らんまん』『虎に翼』での演技力

『あんぱん』でのなおき役は印象的でしたが、実は二ノ宮陸登さんの朝ドラ出演はこれが3回目です。

過去にも『らんまん』や『虎に翼』といった話題作に出演し、それぞれで異なる役柄を見事に演じ分けてきました。

ここでは、その過去の出演歴を振り返りながら、彼の演技力の高さをご紹介します。

『らんまん』では倉木健作役として登場

『らんまん』では、倉木隼人（大東駿介さん）の息子・倉木健作（ケン坊）の役を務めました。

健作は幼少期に病弱で、万太郎に薬を分けてもらい助かった経験を持つ少年。

体が弱く感受性の高い子どもという難しい役柄ながら、自然で繊細な演技で視聴者を魅了しました。

父の仕事の都合で引っ越すことになった際の別れのシーンでは、健作の健気さが胸を打ち、多くの反響を呼びました。

『虎に翼』では猪爪直治の幼少期を好演

続いて出演したのが、2024年度前期の朝ドラ『虎に翼』。

ここでは猪爪直治（なおはる）の幼少期を演じました。

直治は主人公・猪爪寅子の甥にあたり、明るくて少し生意気な性格。

「俺には分かる」という口癖を持ち、家族とのコミカルなやり取りの中で、子どもらしさと芯の強さを表現していました。

この役では、感情豊かな表現力とテンポの良いセリフ回しが光り、物語に温かみを加える存在として高く評価されました。

ドラマ・映画・CMにも多数出演｜二ノ宮陸登の活躍まとめ

朝ドラだけでなく、二ノ宮陸登さんは多数のテレビドラマや映画、さらにはCMにも出演しており、

子役としての活動範囲の広さでも注目されています。

ここでは、これまでの主な出演歴をジャンル別にご紹介します。

『相棒』『院内警察』など多彩なテレビ出演

2025年までに、二ノ宮さんは以下のような話題作にも出演しています：

• テレビ朝日『相棒 season22』第16話では、根津福太郎役として登場。
• フジテレビ『院内警察』第2話では清水幸太役として出演。
• NHKスペシャル『アナウンサーたちの戦争』でも実役として出演し、リアルな戦時描写の中で存在感を見せました。

また、幼児番組『シナぷしゅ』や教育系番組『パニパニパイナ！』などにも出演経験があり、

幅広い年齢層に親しまれる演技力を発揮しています。

『ゴールデンカムイ』『猿の惑星』にも映画出演

映画界でも、二ノ宮さんの活躍は目覚ましいものがあります。

話題の映画『ゴールデンカムイ』ではアイヌの少年役を務め、自然と共生する民族の一員として静かにたたずむ姿が印象的でした。

また、ディズニー作品『猿の惑星／キングダム』の日本語吹替版にも声の出演しており、

実写と声優の両方で活動している点も大きな特徴です。

さらに『おいしくて泣くとき』では晴人役、『フロントライン』では河村海翔役として出演し、

それぞれの作品で異なる表情を見せています。

子どもながらに多くのジャンルに適応できる柔軟さと表現力は、これからの成長にも大いに期待が持てます。

朝ドラ『あんぱん』なおき役・二ノ宮陸登の魅力と今後に期待

『あんぱん』でのなおき役を通して、二ノ宮陸登さんはまた一つ強い印象を残す存在となりました。

彼の表現力や空気を読む力は、すでに多くの現場で評価されており、

今後さらに多くの作品での活躍が期待されています。

演技力と存在感が抜群の子役

二ノ宮さんの演技の特徴は、「台詞に頼らない表情の演技」にあります。

とくに『あんぱん』では、セリフが少ない中でも、泣きじゃくる姿やおびえた目の動きなど、

感情を“間”で伝える繊細さが光っていました。

また、物語の中でほんのわずかな登場でも、キャラクターとしての「記憶に残る力」を持っており、

これはすでに一流の俳優が備えるべき要素といっても過言ではありません。

今後の出演予定や期待される活躍

2025年7月には新ドラマ『明日はもっと、いい日になる』への出演が発表されており、

野口風雅役として登場予定です。

まだ役柄の詳細は明かされていないものの、今後も継続的にドラマや映画に出演していくことが期待されています。

これまでの朝ドラでの実績、映画・CMでの経験を通じて、

日本の子役界をけん引する存在になる可能性は十分にあります。

今後も、彼の一つひとつの表現に注目していきたいですね。

朝ドラ あんぱんのなおき役・二ノ宮陸登の魅力を総まとめ

『あんぱん』のなおき役で視聴者の心をつかんだ二ノ宮陸登さん。

その魅力は、単なる可愛らしさや子どもらしさにとどまらず、確かな演技力と役柄に対する理解力にあります。

ここでは、これまでの朝ドラ出演歴や、今後が楽しみな理由を総まとめします。

3作連続出演が示す信頼と実力

『らんまん』『虎に翼』『あんぱん』と、3作続けて朝ドラに起用されている点は、

制作サイドからの信頼の証とも言えます。

いずれの作品でも、登場時間の長さにかかわらず、視聴者にしっかり印象を残す存在感を発揮。

演技の安定感・表情の豊かさ・セリフ以外の表現力といった点が、子役とは思えない完成度を示しています。

これからの成長に注目が集まる理由

現在8歳の二ノ宮さんは、まさにこれから成長期を迎えるタイミングです。

演技だけでなく、殺陣を特技に持つなど身体表現の幅も広がっており、

将来的には時代劇・アクション・声優など、さまざまなジャンルでも活躍が期待されています。

すでに2025年7月スタートのドラマにも出演予定があり、

子役から俳優へと成長していく過程を見守れる存在として、多くの注目を集めています。