おつかれさま。今日もごはん、いきましょか。
豚こまとなすが冷蔵庫にあるなら、答えは「照り炒め」一択や。片栗粉をまぶして甘辛いたれを絡めるだけ、15分・300円前後でごはんが進むボリュームおかずが完成するで。
今日は疲れて「なんか作らなあかんけど頭まわらん」ってあんたのために、デリッシュキッチン・キッコーマン・山本ゆりさん、三つの定番レシピから、あたしが本当に使えるやつだけを並べてあげる。とりあえず、これ作っときゃ間違いない。
豚こま×なすのレシピ、結局どれを作ればいい?
迷ったら、まずは「片栗粉をまぶして、甘辛いたれを絡める照り炒め」。これが王道で失敗しらずや。
なんでかって言うとな、豚こまとなすって、安いし火が通りやすいし、味を吸うのが上手な相棒同士やからや。
特になすは油を吸ってトロッとなる。そこに甘辛いたれが絡んだら、もう白ごはんが何杯でもいける。
今日紹介する3つは、味つけの方向がちょっとずつ違う。
- ポン酢甘酢だれ(デリッシュキッチン)…さっぱり優しい、酢豚みたいな味
- しょうゆ+砂糖のうまダレ(山本ゆりさん)…こってりニンニク効かせた濃いめ
- みそ・トマト・ごま酢などの味変(キッコーマン)…マンネリ脱出の引き出し
その日の気分と冷蔵庫の中身で選べばええ。順番に作り方を見ていこか。
豚こまとなすの照り炒め(ポン酢甘酢だれ)の作り方
まずは一番やさしい、デリッシュキッチンで4.4点・559件の評価がついてる定番レシピや。調理時間は約15分、費用目安は300円前後、1人分449kcalやで。
ポイントは「片栗粉」と「ちょい多めの油」。これだけで仕上がりが化ける。
材料(2人分)
- 豚こま切れ肉…150g
- なす…3本(240g)
- サラダ油…大さじ3
- 片栗粉…適量
- 白いりごま…少々
- ☆甘酢たれ:砂糖 大さじ1/ポン酢しょうゆ 大さじ2/水 大さじ2
作り方
1. なすはへたを落として、大きめの一口大に切る。
2. 豚こまは食べやすい大きさにほぐしておく。
3. ポリ袋になす・豚肉・片栗粉を入れて、口を閉じてシャカシャカ振る。全体に薄く粉がまわればOK。
4. フライパンにサラダ油を熱して、豚肉となすを入れ、中火で肉に火が通るまで2分ほど炒める。
5. ☆の甘酢たれを加えて、とろみがつくまでさっと絡める。器に盛って白ごまをパラリ。
はい、15分。できあがり。

片栗粉を肉と野菜にまとわせてから多めの油で炒めると、表面に薄い膜ができて、しっとりジューシーに仕上がる。これが「片栗粉まぶし」の効きどころや。
味の決め手はポン酢と砂糖だけ、っていう手軽さがありがたい。子どもさんにも食べやすい優しい甘さやで。
実際にレビューを見てみると、「優しい味の酢豚みたい」「なすがトロットロ」「20代の息子にも好評」って声が並んどる。家族受けのええ一皿ってことやな。
ただし、ひとつ正直に言うとくな。「サラダ油大さじ3は多すぎる」「味がぼんやりする」っていう感想も見かけた。あっさり派には少しもの足りん場合もある、ということや。油は気持ち控えめにして、たれをしっかり絡めると好みに寄せられるで。
山本ゆりさん流「ナスと豚こまのうまダレ炒め」がこってり派の正解
「もっとパンチが欲しい」「白飯ガッツリ食べたい」って日は、料理コラムニスト・山本ゆりさんのレシピがどんぴしゃや。
これはESSE(2024年8月号掲載)で紹介されたもので、フライパン1つで完結する。油を吸ったなすとうまダレが、もう反則級にうまい。
材料(4人分)
- なす…4個(乱切り)
- 豚こま切れ肉…300g
- 片栗粉…小さじ2
- サラダ油…大さじ1
- A:ニンニク・ショウガ(各チューブ)各4cm/塩・コショウ各少々
- ゴマ油…大さじ1
- B:しょうゆ 大さじ3/砂糖 大さじ2
- 万能ネギ…適量(小口切り)
作り方
1. 豚肉に片栗粉をまぶす。フライパンにサラダ油を熱し、豚肉とA(ニンニク・ショウガ・塩・コショウ)を炒める。
2. 肉の色が変わったらなすを加え、ここでゴマ油を回しかけて炒める。
3. 混ぜ合わせたB(しょうゆ・砂糖)を絡めて器に盛り、万能ネギをのせる。
1人分255kcalや。

このレシピの肝はな、なすを加えたあとに「ゴマ油」をもう一回足すとこ。山本さんが「追い油でなすをコーティングしてうま味アップ」って言うてはる通り、これでなすがツヤッと仕上がってコクが乗る。
ニンニクとショウガを最初に効かせてるから、しょうゆ甘めのたれでもしつこくならず、後を引く味になる。これが「うまダレ」と呼ばれるゆえんやな。
ひと手間かけられる日は、塩小さじ1を水3カップに溶かした塩水に、切ったなすを3分ほどつけるとええ。アク抜き&色がきれいに出る&油の吸いすぎ防止になる、と山本さんも勧めてはる。もちろん、そのまま炒めても十分おいしい。横着していい日は横着してええんやで。
なお、豚こまの代わりに豚バラや鶏モモで作ってもおいしい、とのこと。冷蔵庫にあるもんで応用がきくのが、このレシピのええとこや。
豚こま×なすの味変バリエーション集(みそ・トマト・ごま酢)
「照り炒めはもう飽きた」「同じ材料で味のバリエが欲しい」ってあんたには、キッコーマンのレシピ集が引き出しになる。豚こま×なすは、味つけ次第でいくらでも化けるんや。
ざっと比べてみよか。
| レシピ名 | 味の方向 | 目安 |
|—|—|—|
| 豚なすピーマンの甘辛みそ炒め | みそ甘辛 | 15分・333kcal |
| なすとれんこんと豚肉の甘酢炒め | 甘酢・食感 | 20分・550kcal |
| なすと豚こまのごま酢和え | さっぱり和え | 316kcal |
| なすと豚肉のトマト炒め | 洋風トマト | 320kcal |
| 豚こま肉となすと小松菜のふんわり卵炒め | やさしい卵炒め | 296kcal |
| マヨぽん炒め | マヨ+ポン酢 | 255kcal |
こうして並べると、味つけの「軸」を変えるだけで、毎週飽きずに回せるのがよう分かる。
しょうゆ系に飽きたら、みそでコクを足す。さっぱりしたい日はごま酢和え。子どもが喜ぶ日はトマトやマヨ。同じ買い物カゴでも、献立がぐるぐる回るっちゅうわけや。
レンジで火を使わず作れる「なすドッグ」(10分)や「なすとピーマンのチンジャオロース」もあるから、暑くてコンロの前に立ちたない夏場は、そっちに逃げてもええ。
個人的には、夏の旬野菜のなすが安う出回る時期こそ、この味変ローテが家計の味方になると思う。なすって、旬には驚くほど安なるからな。
失敗しないコツ・代用できる材料・日持ち
ここで、3つのレシピに共通する「これだけ押さえとけば失敗せん」ポイントをまとめとくで。
失敗しないコツ
- 片栗粉は薄く全体に。これで肉はやわらか、なすはジューシー、たれもよう絡む。
- なすは大きめに切る。小さく切ると油を吸いすぎてベチャッとなりやすい。
- たれは最後にさっと。煮詰めすぎると塩辛くなるから、とろみがついたらすぐ火を止める。
- 熱々のうちに食べる。レビューにもあったが、冷めると肉が固くなりがち。できたてが一番や。
代用できる材料
- 豚こま→鶏もも肉でもOK。ただし火が通りにくいから、食べやすく切って先に皮目から両面焼き色をつけてから、なすを加える。
- 豚こま→豚バラでもおいしい(こってり寄りになる)。
- ポン酢がない時は、しょうゆ+酢+少しの砂糖でも近い味に寄せられる。
日持ち・作り置きの目安
照り炒め系は、しっかり火を通して清潔な容器に入れ、冷蔵で2〜3日を目安に食べきるのが無難や。なすは時間が経つと色が落ちやすいから、作り置きより「その日〜翌日」で楽しむのがおすすめ。豚こまは買ってすぐ使わん分は、小分けにして冷凍しておくと便利やで。
※断定はできへんから、容器や室温の条件もあわせて、見た目とにおいで最終判断してな。

考察:なぜ「豚こま×なす」は働き者の救世主なのか
ここからは、台所に立ち続けてきたあたしの私見として聞いてな。
この3レシピを並べてみて、あらためて思うのは、「豚こま×なす」っていう組み合わせの完成度の高さや。デリッシュキッチンで559件もの評価が集まり、キッコーマンが特集を組み、山本ゆりさんのような人気料理家も推す——これは偶然やない、と筆者は考える。
理由は大きく3つあると見ている。
ひとつ目は、経済性。豚こまは部位指定のない切り落としやから安い。なすも旬には一気に値が下がる。デリッシュキッチンの照り炒めが「300円前後」で2人分できる、というのが象徴的や。物価が上がるご時世に、この安さは正義やと思う。
ふたつ目は、時短。どのレシピも10〜20分で完結し、フライパン1つで済む。片栗粉をまぶして炒めるだけ、っていう工程の少なさが、疲れた平日の夜に効いてくる。個人的には、「洗い物が少ない」ことの価値はもっと評価されてええと思っとる。
三つ目は、味の伸びしろ。同じ素材で、ポン酢・しょうゆ・みそ・トマト・マヨと、ここまで味が広がる組み合わせはそうない。マンネリせずに回せるから、結果として「またこれでええわ」と長く付き合える。
筆者として一点、注意を促しておきたいのは「油の量」や。レビューでも大さじ3は多いという声があった通り、なすは油を吸う野菜やから、健康面が気になる人は油を控えめにし、その分たれと追いゴマ油でコクを補う、という調整が現実的やと考える。レシピは“絶対”やない。あんたの体と好みに合わせて寄せていくもんや。
今後の見通しとしては、こうした「定番素材×時短×味変」のレシピは、ますます支持を集めるとあたしは見ている。物価高と忙しさが続く限り、見栄えのごちそうより「今日を乗り切る一皿」のニーズは消えへん。豚こま×なすは、その代表格として、これからも食卓の定位置に居座り続けるやろう。
よくある質問
ポン酢がない時は何で代用できる?
しょうゆ・酢・少量の砂糖を混ぜれば、ポン酢に近いさっぱりだれが作れる。柑橘(レモン・かぼす等)が少しあれば、果汁を足すとより本格的な風味になるで。
豚こまは鶏もも肉で代用できる?
できる。ただし鶏ももは火が通りにくいから、食べやすく切って先に皮目を下にして両面焼き色をつけ、それからなすを加えて炒め、最後にたれを絡めるのがコツや。豚バラでもおいしくできる。
作り置きは何日くらい持つ?
しっかり火を通して清潔な容器に入れ、冷蔵で2〜3日を目安に食べきるのが無難や。なすは色が落ちやすいので、できれば翌日までに。残りそうなら熱々のうちに小分けして早めに冷ますとええで。
まとめ
豚こま×なすは、安い・早い・うまいの三拍子そろった働き者の味方や。
まず作るなら、片栗粉をまぶして甘酢だれを絡めるデリッシュキッチンの「照り炒め」(15分・約300円)。こってり食べたい日は、山本ゆりさんの追いゴマ油「うまダレ炒め」。飽きたら、みそ・トマト・ごま酢で味を回す。これだけ押さえとけば、しばらく献立に困らへん。
油は控えめに、なすは大きめに、たれは最後にさっと。熱々をよそって、今日もしっかり食べよか。
ちゃんと食べて、ちゃんと寝るんやで。


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