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なすの揚げ浸し決定版レシピ|プロの味を家で再現するコツ

つやつやに揚がったなすが、だしつゆに浸かって器に盛られ、おろししょうがと青ねぎがのった夏の小鉢 なす料理

おつかれさま。今日もごはん、いきましょか。

「なすの揚げ浸しが食べたいけど、どう作ったら味がしみる?」——その答え、先に言うてしまうと、なすの皮に切り込みを入れて170℃で揚げ、熱いうちにだしつゆへドボン。これだけで、お店みたいなじゅわっと味のしみたやつになります。

とりあえず、これ作っときゃ間違いない。冷やしておけば翌日もうまい、夏の働き者さんの味方です。

なすの揚げ浸しとは? まず結論から

なすの揚げ浸しは、揚げたなすを、熱いうちにしょうゆ・だし・みりんなどの調味だしに漬け込んだ定番おかずです。形を残したまま漬け込むから食べごたえもあって、冷やすほど味がなじむのが魅力。

ポイントは大きく2つだけ。

  • 皮に切り込みを入れること(味がしみやすく、火も通りやすくなる)
  • 熱いうちにつゆに浸すこと(冷めてから浸すより、ぐっと味が入る)

この2つを押さえたら、もう失敗しません。揚げ浸しは「揚げて、漬けるだけ」の引き算料理。難しい工程はひとつもないんです。

味付けのベースは家庭によって二通りあって、だし・みりん・砂糖・しょうゆをひと煮立ちさせる本格だれでいくか、濃縮めんつゆ(本つゆ)を水で割るだけの簡単だれでいくか。今日はその両方、あたしがまるっとお教えします。


プロの味を再現する基本のなすの揚げ浸しレシピ

まずは王道、だしから作る基本版から。デリッシュキッチンの定番レシピをベースに、家でも作りやすいよう整理しました。冷蔵庫で寝かせる時間も入れて、だいたい1時間半みておくと安心。実働は15分ほどです。

※画像はAIによるイメージ

材料(2人分・費用目安300円前後)

  • なす……4本
  • サラダ油……揚げ油として適量(鍋に深さが出るくらい)
  • 細ねぎ(刻み)……適量
  • おろししょうが……適量

☆調味だれ

  • 水……200cc
  • 和風顆粒だし……小さじ1/2
  • みりん……大さじ2
  • 砂糖……小さじ1
  • しょうゆ……大さじ2前後(お好みで調整)

作り方

1. 鍋に☆を全部入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら火を止めて粗熱をとる。先につゆを作っておくのが、熱いなすをすぐ浸すコツ。
2. なすはヘタを切り落とし、皮全体に5mm幅くらいで浅く切り込みを入れる。切ってから時間が経つなら、水につけてアク抜きを。
3. 鍋にたっぷりのサラダ油を入れ、170℃に熱する。なすを入れて転がしながら、やわらかくなるまで5分ほど揚げる。菜箸でつまんで、すっとへこむくらいが合図。
4. 容器に1のつゆを入れ、揚げたてのなすを熱いうちにつける。粗熱がとれたらラップをして、冷蔵庫で1時間ほど冷やして味をなじませる
5. 器に盛り、細ねぎとおろししょうがをのせたら、はい、できあがり。

1人分の目安は257kcal、糖質15.3gほど。揚げてあるぶん脂質は18gくらいになるので、こってり食べたい日のひと皿ですね。

熱いうちに浸す——これが本当に効きます。冷めたなすに後がけするのとは、しみ込み方がまるで違う。せっかちなあたしも、ここだけは待つ価値ありと言い切ります。


めんつゆで簡単! 15分でできる時短の揚げ浸し

「だしを煮るのも面倒、もっと早く食べたい」——そんな日の働き者さんには、濃縮めんつゆ(本つゆ)を水で割るだけの簡単版。キッコーマンの公式レシピだと、調理時間わずか15分で仕上がります。

※画像はAIによるイメージ

材料(2人分)

  • なす……3本
  • みょうが……適量
  • 青ねぎ……適量
  • サラダ油……適量

(A)合わせつゆ

  • 水……160ml
  • 濃縮4倍タイプのめんつゆ(本つゆ)……40ml

作り方

1. なすは縦半分に切り、皮目に5mm間隔で浅く切り込みを入れる。みょうがと青ねぎは小口切りに。
2. フライパンに油を中火で熱し、なすを揚げ焼きにする。鍋いっぱいの油を使わなくていいから、後片づけもラク。
3. バットに(A)を合わせ、揚げたてのなすを浸す
4. 器に盛って、みょうがと青ねぎを散らしたら完成。

こちらは1人分163kcal、塩分1.4gほど。4倍濃縮なら「水4:つゆ1」がだいたいの黄金比です。お手持ちのめんつゆが2倍濃縮なら水は半分に、3倍なら少し増やして、味見しながら整えてくださいね。

はい、15分。できあがり。揚げ焼きにすれば油も少なくてすむから、「揚げ物はちょっと…」という日でもいけます。


基本だれと簡単だれ、どっちで作る? 比較表

二つの作り方、どっちが自分に合うか迷うでしょ。ざっくり並べておきます。

| 項目 | 基本のだしだれ | めんつゆ簡単だれ |
|—|—|—|
| 調理の手間 | だしを煮る一手間あり | 割るだけ・最速 |
| 目安時間 | 実働15分+冷やし1時間 | 15分 |
| 味の方向 | 甘み・だしを自分で調整 | 安定のめんつゆ味 |
| 揚げ方 | 170℃でしっかり揚げる | 揚げ焼きでOK |
| 向いてる人 | 味を決めたい人・作り置き | とにかく時短したい人 |

迷ったら、平日はめんつゆ簡単版、休日や作り置きはだしだれ版——そんな使い分けでええと思います。どっちも「なすを揚げて、熱いうちに浸す」という芯の部分は同じ。そこさえ外さなければ、味は裏切りません。


失敗しないコツと、なす以外の具材アレンジ

「揚げ浸しが水っぽくなる」「味がしみない」——よくあるつまずきは、だいたい原因が決まっています。あたしの台所からのコツ、置いておきます。

  • 切り込みは”皮目”に浅く。実まで深く切ると形が崩れます。皮の表面を等間隔に、が正解。
  • 油の温度は170℃キープ。低いと油を吸って重く、高すぎると皮だけ焦げて中が生に。菜箸を入れて細かい泡がシュワッと出るくらいが目安。
  • 揚げたら油をしっかりきってから浸す。油が多いとつゆが薄まって水っぽくなります。
  • 熱いうちに浸す。これを冷めてからにすると、いくら待っても味は入りません。
※画像はAIによるイメージ

具材はなすだけじゃなくて大丈夫。ピーマンやししとうは、なすより短時間でサッと揚げるのがコツ。ズッキーニも夏らしくて合いますし、長芋なら少し多めの油で焼き色をつけてから漬ける”焼き浸し”にすると、ほくっとした食感が楽しめます。

たんぱく質を足したいなら、鶏もも肉となすの組み合わせが鉄板。クラシルでも「ナスと鶏もも肉の揚げ浸し」「鶏もも肉となすの柚子胡椒の揚げ浸し」あたりが人気で、これ一皿で立派なおかずになります。ピリ辛にしたい日は豆板醤を少し、さっぱりさせたい日はポン酢ベース——味のふり幅が広いのも、揚げ浸しのええところ。

トッピングは、おろししょうが・みょうが・大葉・かつおぶしあたりが鉄板。薬味を変えるだけで、同じ揚げ浸しが何日でも飽きません。


作り置き・日持ち・保存のコツ

揚げ浸しは、作ってすぐより、冷やして味がなじんでからが本番。だからこそ作り置き向きのおかずなんです。

冷蔵保存なら、清潔な保存容器に入れて2〜3日が目安。なすがつゆにしっかり浸かるようにしておくと、乾かず味も均一に入ります。食べるときは冷たいままでも、軽く常温に戻してもおいしい。

夏場は特に、粗熱をしっかりとってから冷蔵庫へ。熱いままフタをすると傷みやすくなります。

冷凍は食感が落ちやすいので、基本は冷蔵で食べきるのがおすすめ。どうしても、というときは小分けにして冷凍し、食べる前夜に冷蔵庫で解凍を。

作り置きしておくと、帰りが遅くなった夜に冷蔵庫から出すだけで一品になる。これがほんま、働き者さんを救うんです。


筆者の考察——なぜ今、揚げ浸しがちょうどいいのか

ここからは、台所に立ち続けてきたあたしの私見として。

なすの揚げ浸しが、これだけレシピサイトで定番として残り続けているのには、理由があると思うんです。クラシルでもデリッシュキッチンでも、キッコーマンの公式でも、判で押したように上位に出てくる。個人的には、これは「手間の割に、満足度が高い」料理の代表格だからだと考えています。

工程は「揚げて、漬ける」のたった二段階。なのに、冷やすことで味が完成する”時間の魔法”が働いて、ちゃんとごちそうに見える。調理の手間と仕上がりの満足感のバランスが、家庭料理として理想的なんですね。

もう一つ、筆者として注目しているのは、つゆの作り方が「だしから煮る本格派」と「めんつゆで割るだけ」の二極で定着していること。これって、同じ料理が”丁寧に作りたい日”と”とにかく早くしたい日”の両方に対応できているということ。一つのレシピで二つの生活リズムを拾える料理は、案外少ない。揚げ浸しが廃れない強さは、ここにあると見ています。

今後の見通しとしては、「揚げ焼き」や「少ない油」で作る軽量版が、ますます主流になっていくと感じます。実際、キッコーマンの簡単版もフライパンの揚げ焼きで仕上げる作り。健康志向と後片づけの手軽さを求める流れの中で、「たっぷりの油でしっかり揚げる正統派」と「揚げ焼きの時短派」が併存していく——そんな住み分けが進むんじゃないかと、個人的には思っています。

どちらが正解ということはありません。その日の自分の体力と相談して選べばええ。料理は、続けられる形がいちばん偉いんです。


まとめ

なすの揚げ浸しは、皮に切り込みを入れて170℃で揚げ、熱いうちにだしつゆへ浸す——この二つさえ押さえれば、家でもプロみたいな一皿になります。

しっかり作りたい日はだし・みりん・砂糖・しょうゆの本格だれ、急ぐ日は4倍濃縮めんつゆを水4:1で割る簡単だれ。冷蔵で2〜3日もつから、作り置きしておけば忙しい夜の救世主に。ピーマンや鶏ももを足せば、献立の主役にもなります。

暑くて食欲のない日ほど、こういう冷たい小鉢がするする入るもんです。


よくある質問

めんつゆがない時はどうする?

だし(顆粒だし小さじ1/2)・みりん大さじ2・砂糖小さじ1・しょうゆ大さじ2を水200ccでひと煮立ちさせれば、めんつゆなしで本格だれが作れます。逆にめんつゆだけで作るなら、4倍濃縮を「水4:つゆ1」で割るのが目安です。

作り置きは何日もつ?

清潔な容器でつゆにしっかり浸け、冷蔵保存で2〜3日が目安です。粗熱をとってから冷蔵庫に入れ、夏場は特に早めに食べきってください。揚げ浸しは冷やすほど味がなじむので、作った翌日もおいしくいただけます。

なす以外で作れる?

作れます。ピーマンやししとうはなすより短時間でサッと揚げ、ズッキーニも夏向き。長芋は多めの油で焼き色をつけてから漬ける焼き浸しがおすすめです。鶏もも肉を加えれば、立派なメインおかずになります。

ちゃんと食べて、ちゃんと寝るんやで。また明日も、ぼちぼちいきましょ。

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