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eBay・Shopee・BUYMA副業の始め方|海外EC販売の基本と注意点

世界地図と荷物に囲まれた海外EC販売の作業デスク 未分類

世界向けならeBay、東南アジア・台湾中心ならShopee、海外ファッションの注文後買付ならBUYMAが基本候補です。

ただし、選ぶ決め手は「売れそうか」だけではありません。販売手数料、発送期限、在庫の持ち方、先に用意する資金まで比べると、自分が続けやすいサービスが見えてきます。

※本記事は2026年7月26日に、eBay Japan、Shopee Japan、BUYMAの公式ガイドと国税庁・警視庁・特許庁の公開情報を照合して作成しています。筆者自身の販売実績を装った体験談ではなく、初心者が判断しやすいよう公式条件を整理した第三者比較です。

手数料、対象市場、配送条件、規約は変更されることがあります。登録や出品を行う直前には、各サービスの管理画面に表示される最新条件も確認してください。

eBay・Shopee・BUYMA副業の違いとは?

結論からいうと、販売する国と商品だけでなく、自分が守れる締切と用意できる資金で選ぶのが現実的です。

eBayは幅広い国の購入者へ販売する総合型、Shopeeは東南アジア・台湾などの各マーケットへ日本から発送する地域型、BUYMAは海外ファッションを中心とした買付代行型です。

まずは、初心者が判断するときに必要な項目を横並びにします。

比較軸 eBay Shopee BUYMA
主な販売先 世界各国の購入者 シンガポール、台湾、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ブラジル 主に日本の購入者
得意な商品 ホビー、中古品、カメラ、時計、衣類など幅広い 日本の日用品、文房具、ホビー、雑貨など 海外ブランド、衣類、バッグ、靴、ファッション小物
在庫の考え方 手元在庫が管理しやすい。卸業者からのドロップシッピングは条件付きで可能 日本から発送できる在庫を確保する運営が基本 注文後の買付が認められている
初期・月額費用 ストア契約なしは月額0ドル。毎月250品まで無料出品枠あり 初期費用、店舗維持費、出品手数料は0円 出品無料
売れたときの主な手数料 主なカテゴリで落札手数料13.25%~15%+取引ごとの手数料。日本セラーには海外決済手数料も発生 販売市場やプログラムにより異なる販売・決済関連手数料 成約手数料5.5%~7.7%。一般出品者は原則7.7%
売上の受取 Payoneerとの連携が必要 Payoneerと連携して受取 取引完了後に登録銀行口座へ振込
発送期限 出品者が発送準備期間を設定。0~40営業日から選択でき、公式は2日以内を推奨 基本は受注から2営業日以内。プレオーダー設定では最大10日 原則、注文から18日以内に発送通知または期限延長申請
先に必要な資金 仕入代、梱包費、国際送料など 手元在庫の仕入代、国際送料など 商品の買付代、現地送料、国際送料、関税など
向いている人 幅広い商品を世界へ売りたい人 短い発送期限を仕組みで守れる人 ファッションの在庫確認と買付をこまめに行える人

Shopee Japanの公式情報では、2026年7月時点で日本越境セラーが新規開店できる市場として、シンガポール、台湾、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ブラジルの7市場が案内されています。以前の記事でよく見かける「5市場」という情報は、現在の案内とは異なるため注意が必要です。

eBayの公式料金ページでは、ストアなしの月額費用は0ドル、固定価格形式の無料出品枠は毎月250品です。主なカテゴリの落札手数料は13.25%~15%とされ、商品カテゴリ、ストア契約、アカウント状況などで変わります。

Shopeeは店舗維持費と出品手数料がなく、月額固定費も発生しないと公式教育ページで案内されています。ただし、商品が売れた後の販売手数料や決済手数料、サービスプログラムの費用は、販売市場や適用条件で変わります。

BUYMAは出品無料ですが、取引完了時に商品価格の5.5%~7.7%が成約手数料として差し引かれます。一般出品者は原則7.7%で、国内口座への振込には1回385円、楽天銀行は220円の振込手数料が案内されています。

ここで私が一番伝えたいのは、登録無料と、資金を用意せず運営できることは別だという点です。

どのサービスも、売上金が自由に使える状態になる前に、仕入れや発送の支払いが発生する可能性があります。入口の費用が0円でも、注文を完了させるためのお金は必要です。


eBay副業が向いている人は?費用・発送・無在庫の条件

海外発送する商品を検品し梱包するeBay出品者
※画像はAIによるイメージ

eBayは、販売する商品の幅を広く持ち、国ごとの配送や規制を自分で調べられる人に向いています。

日本在住者が販売を始める基本の流れは、eBayアカウントを作成し、商品情報の登録を進め、Payoneerアカウントを作成または連携し、必要書類の審査を受ける形です。

eBay Japanの登録ガイドでは、本人名義の携帯電話、海外決済対応のクレジットカード、メールアドレス、売上受取用の銀行口座、Payoneerの審査書類などが事前準備として案内されています。eBayとPayoneerのアカウント区分や登録情報を一致させることも重要です。

eBayの費用はどれくらい?

ストア契約なしの場合、公式ページに掲載されている主なカテゴリの落札手数料は、売上総額の13.25%~15%に取引ごとの固定手数料を加える仕組みです。

さらに、日本の住所を登録しているセラーが居住国以外へ販売すると、売上総額を基準に海外決済手数料がかかります。公式ページでは1.35%と案内されていますが、販売実績による割引や条件変更もあるため、出品時の表示確認が必要です。

売上総額には商品価格だけでなく、購入者が支払った送料や税などが含まれる場合があります。

「商品代金だけに手数料率を掛ければよい」と考えると、実際の控除額との差が生まれることがあります。

eBayは無在庫で販売できる?

eBayでは、卸売業者などから購入者へ直接発送するドロップシッピングは認められています。

一方で、注文を受けた後に別の小売店やオンラインマーケットプレイスで商品を購入し、その店からeBayの購入者へ直接発送させる方法は認められていません。

つまり、「無在庫なら何でもよい」わけではありません。

特に初心者は、自分で状態を確認できる手元の商品から始めたほうが、商品説明との違い、在庫切れ、発送元の相違といったトラブルを減らしやすいでしょう。

不用品を売る場合でも、電池、液体、化粧品、食品、医療関連商品などは、配送会社や販売先の規制確認が必要です。

また、ブランド名やロゴ、キャラクターを含む商品では、eBayの知的財産保護プログラムであるVeROにも注意しなければなりません。権利侵害が確認されると、商品の削除に加えてアカウントの制限や停止につながる可能性があります。

eBayの発送期限は会社員でも調整できる?

eBayでは、購入者の支払い完了から配送業者へ引き渡すまでの「発送準備期間」を、出品者が営業日単位で設定します。

公式ガイドでは同営業日から40営業日まで設定でき、2日以内が推奨されています。ただし、短く見せるために無理な日数を設定するのではなく、実際に守れる期間にすることが大切です。

たとえば、平日は帰宅が21時で、発送できるのが土曜日だけという会社員が「1営業日発送」にすると、注文が入る曜日によっては対応できません。

eBayは期限を自分で設計できる分、生活に合わせやすい一方、長く設定しすぎると購入者に表示される到着予定日も遅くなります。自由度には、説明責任がセットで付いてくるイメージです。

EU向けSpeedPAKの条件変更にも注意

eBayでは、2026年6月22日から、申告価格150ユーロ以下の対象商品をSpeedPAKでEUへ発送する場合、DDP、つまり関税元払いでの発送が必須になりました。

さらに、2026年7月1日からは条件を満たす商品ページに、輸入費用込みであることを示す表示が出る予定と公式案内に記載されています。

この変更は、海外ECの条件が固定ではないことを分かりやすく示しています。

出品した日の条件だけを覚えるのではなく、商品が売れた日に配送条件を確認し直すところまでを作業に入れておきましょう。


Shopee副業が向いている人は?7市場と2営業日発送を確認

東南アジア各国へ送る荷物と発送スケジュールを確認する作業風景
※画像はAIによるイメージ

Shopeeは、東南アジア・台湾などの需要を調べ、短い発送期限をルーティンで守れる人に向いています。

Shopee Japanでは、個人、個人事業主、法人が出店申請を行えます。アカウント申請から30日以内に5商品以上を出品することが条件として案内されており、商品が売れた後は日本から購入者へ発送します。

Shopeeの対応市場は5市場ではなく7市場

2026年7月時点の公式案内では、日本越境セラーが新規開店できる市場は次の7つです。

  • シンガポール
  • 台湾
  • マレーシア
  • タイ
  • フィリピン
  • ベトナム
  • ブラジル

ただし、申請時に選択できる市場や追加出店の条件は、アカウントの状況によって表示が異なる可能性があります。

古い解説記事だけで判断せず、Shopee Japanの申請画面とSeller Education Hubの最新案内を照合してください。

Shopeeの費用と売上受取方法

Shopeeは、アカウント開設費、月額固定費、店舗維持費、出品手数料がかからない仕組みです。

一方、商品が売れた際には、販売手数料、決済関連の手数料、参加しているサービスプログラムの費用などが発生します。料率は市場やカテゴリ、制度改定によって異なるため、一つの数字を全市場共通の手数料として使わないほうがよいでしょう。

売上受取にはPayoneerとの連携が案内されています。

売上は各市場の現地通貨で計上され、Payoneerを介して受け取り、日本国内の銀行口座へ出金する流れです。出金時には為替に関する費用が生じるため、現地通貨の売上額をそのまま日本円の利益として扱わないようにしましょう。

2営業日以内の発送を守れるか

Shopeeでは、基本条件として受注から2営業日以内の発送が案内されています。

プレオーダーを設定した商品は最大10日まで延長できますが、すべての商品を理由なくプレオーダーにすればよいわけではありません。商品の調達状況と購入者へ表示する日数を一致させる必要があります。

発送期限を超えた注文の割合は、発送遅延率としてアカウントの運営状態に反映されます。

Shopeeではルール違反や発送遅延に対してペナルティポイントが加算され、ショップ運営上の制限を受ける場合があります。

ここは、会社員にとって大きな比較ポイントです。

たとえば月曜日に注文が入り、火曜日と水曜日は残業、木曜日まで発送場所へ行けない生活なら、通常商品の2営業日発送は厳しくなる可能性があります。

「注文が入ったら頑張る」ではなく、次の準備を先に済ませておきましょう。

  • 商品ごとに梱包材を決める
  • 重量とサイズを登録前に量る
  • 発送ラベルを出せる環境を作る
  • 毎日決まった時間に注文を確認する
  • 出張や旅行前は注文受付の設定を見直す

私は、Shopeeを英語が得意な人だけのサービスだとは考えていません。

必要なのは長い英文を書く力より、在庫、発送予定日、追跡状況などの短い回答を定型文にし、通知と締切を見落とさない仕組みを作ることです。

台湾以外では購入者対応に英語、台湾では繁体字中国語が必要と公式ページに案内されています。セラー向けサポートは日本語ですが、管理画面の項目を確認しながら操作する準備は必要です。

Shopeeの返品・返金は誰が対応する?

購入者から返品・返金リクエストが出た場合、セラーはShopeeが判断する前に、説明や写真などの証拠を提出する必要があります。

商品違い、破損、説明との不一致など、セラー側に原因がある返金では、日本国内倉庫への返送費用がセラー負担になると案内されています。

利益計算では「通常どおり届いた1件」だけを見るのではなく、返品時の送料や再送費も少しずつ見込んでおくことが大切です。

発送前に商品の状態と梱包後の写真を残しておくと、問題が起きた際に状況を説明しやすくなります。


BUYMA副業が向いている人は?無在庫販売と必要資金を整理

海外ブランドの商品を確認し注文後の買付を進めるパーソナルショッパー
※画像はAIによるイメージ

BUYMAは、海外ファッションを調べることが好きで、注文後の在庫確認・買付・検品を丁寧に続けられる人に向いています。

一般パーソナルショッパーの登録条件は、満20歳以上、日本語で購入者と円滑にやり取りできること、日本へ商品を発送できることです。登録は国や地域を問わず行えます。

会員登録後、マイページのパーソナルショッパー登録から基本情報、プロフィール、PR情報などを入力し、登録後に商品を出品します。

BUYMAの無在庫販売はどんな仕組み?

BUYMAでは、購入者から注文が入った後に商品を買い付ける販売方法が認められています。

そのため、売れるか分からない商品をすべて先に仕入れる必要はありません。株式会社エニグモの公式サイトでも、注文確定後に買い付けられる仕組みにより、出品者の在庫リスクが軽減されると説明されています。

ただし、無在庫販売と資金不要は同じ意味ではありません。

注文後、出品者は買付代金、現地送料、国際送料、関税などを先に支払います。購入者との取引が完了し、BUYMAから成約代金が振り込まれるまでには時間差があります。

クレジットカードの利用枠だけで回そうとすると、注文が重なったときや返金が発生したときに支払いが苦しくなることがあります。

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